10月3日に開幕が迫る広島ドラゴンフライズ。読書好きで知られる 寺嶋良 が、絵本100冊を自ら購入し、県内の保育園などに贈呈しました。
9月30日、廿日市の保育園を広島ドラゴンフライズの寺嶋が訪ね、絵本10冊を贈呈しました。
園児たち
「ありがとうございました」
8月、広島市内の書店に広島ドラゴンフライズの寺嶋の姿がありました。子どもの絵本のコーナーで次々と絵本を選んでいきます。
広島ドラゴンフライズ 寺嶋良 選手
「ぼくも初めて見たんですよ(『人間は料理をする生きものだ』)。でも、メッセージ性がありそうですよね。好き嫌いしちゃいけないよっていう。命をいただくよっていう話ですよね、たぶん。ぼくも好き嫌いが多いので読まなきゃいけないんですよ」
「これ(『100万回生きたねこ』)、名作ですよ。これは大人も読んだ方がいい」
「ヨシタケシンスケさんは大人が読んでもおもしろいですね。ぼくも読んでいますから。おもしろいんですよ。ヨシタケシンスケ展も行ったんですから。広島でやっていた」
「『いちにちおばけ』、かわいいなあ。こういうのもいいなあ。『うおいちば』。いろんな魚。魚好きですから、子どもって。こんなん好きなんじゃないんですか(『みんな うんち』。子どもみんな、うんち好きですからね。ぼくも好きですから、うんち」
今回で3回目となる「絵本100冊を自ら1冊1冊選んで購入し、子どもたちへプレゼントする」活動―。
書店員
「もらえる子どもたち、とってもうれしいだろうなと。すごくすてきな選書されるので、われわれも楽しみなんです」
寺嶋良 選手
「いろいろと本が好きで、本に関係した活動したいなと思っていまして。3年前に保育園に行ったときに絵本がなくて困っているという話をしていて、それで、じゃあ、こういう活動しようっていうふうに思いましたね。ちょっと『もこもこ』は買っとこう。探していましたから」
そして、100冊まであと1冊です。
寺嶋良 選手
「夏なのでカブトムシですね。これ(『ぞうきばやしのすもうたいかい』)でいきます」
こうして100冊の絵本を購入しました。
寺嶋良 選手
「なんか心がきれいになりますね。本屋に来ると」
「保育園とか幼稚園ってすぐ破いたりとかしちゃうらしくて、図書館で借りるってなるとなかなかたいへんらしくて、なので、いくらでも汚しても破いてもいいよっていう感じであげるみたいな。また来年、持っていきますからっていう感じですね」
10冊ずつ10か所の幼稚園や保育園に配ります。その後、バスケの魅力を伝えるため、子どもたちと一緒にバスケスクールにも参加します。
寺嶋は、本の購入代を試合ごとに選出されるMVP選手らに送られる賞金を原資にすることでモチベーションを高めてきました。
寺嶋良 選手
「また来年もできればいいなと思いますね。活躍するしかないですよ。MVPを取らないと、たくさん取れれば200冊とかいくんですよね、たぶん。100冊はぼくのノルマなので、足らんかったら自腹っていうていなので、ことし、全然足りてないんですけど(笑)でもスポーツ選手としてやれることはやりたいなと」
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