26市町村みやざき元気プロジェクト、今週は日向市ウィークです。
宮崎県有数のサーフスポットがある日向市は、その豊かな自然を生かし町の魅力を発信し続けています。
(藤崎祐貴アナ)
「リラックスサーフタウンを掲げる日向市。トッププロも出場する国際大会が開催されるなど、世界的にも評価が高いサーフスポットなんです」
9月に日向市お倉ヶ浜で開催されたサーフィンの国際大会。
国内だけでなくハワイやフィリピン、インドネシアなどからプロ・アマ合わせてのべ180人が出場し、東京オリンピック銅メダリストの都筑有夢路選手など、トップ選手たちが華麗な技でファンを魅了しました。
(東京五輪銅メダル 都筑有夢路選手)
「海に入った時に海が大きく感じて、海外に似ている波でパフォーマンスしやすいです。最高な環境だと思いました。ご飯もおいしいですし最高です。(また来たい?)また来たいです。」
大会には地元・日向市出身の選手も…聖心ウルスラ学園高校3年の畑波音選手。
畑選手は富島中学校時代に15歳でプロ資格を取得した現役女子高校生のプロサーファーです。惜しくも決勝進出は逃しましたが、地元での大会で7位入賞を果たしました。
(聖心ウルスラ学園 畑波音選手)
「みんな応援してくれていてすごくうれしかったです。日向は他に比べて一年中波が良くて、綺麗な形の波があって楽しいです。これからツアーを回りながら楽しく自分のサーフィンを出せたら良いなと思います。」
日向市は2016年からリラックスサーフタウン日向を掲げサーフィンを核に街づくりを進めてきました。
トップサーファーが評価する環境の良さから、去年は年間約17万人がビーチを訪れました。
日向市では環境を整備して利用客の増やそうと、今年8月と9月にビーチに飲食店を出店する実証実験を行ってきました。
(利用客)
「ここ(お倉が浜)でサーフィンをしていて、お昼ご飯を食べる時にコンビニとかで買ってきて食べるのが普通だったので(飲食店が)あったらうれしいです。あったら絶対買います!特に夏場は冷たいものがあったらうれしいです。」
日向市では実証実験の結果をもとに本格導入に向けて検討を進めることにしていて、年間26万人の利用を目指しています。
(日向市役所 長田さん)
「サーフィンをする人だけじゃなくて色々な人が、ビーチを見に来たついでや飲食ブースがあるという口コミなどが広がっていって、ご飯を食べにここに来ようかというような名所になることを目指していきたいと思います。癒やしの場というかリラックスできるような場所にさらになると良いのかなと考えています。」
サーフィンをする人もしない人もみんなが集まる憩いの場所へ、リラックスサーフタウン日向にはまた新たな波がやってきそうです。
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