メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、負けられない直接対決を制し、メジャー7年目で待望のシャンパンファイトです。

2位のサンディエゴ・パドレスに勝てば地区優勝が決まる一戦。

大谷選手にとってはメジャー7年目、待ちに待った初の歓喜の瞬間となりました。

試合前、ベンチではチームメートとグータッチ。
そして、ロバーツ監督とはジャンプしながらのグータッチでいざ、試合へ。

負けられない戦いの大谷選手の全打席をお伝えします。

まずは第1打席、ストレートを捉えましたが、ここはセカンドベース寄りに守っていたショートの正面。
第2打席は3回。ここ2試合、ホームランの出ていない大谷選手にスタジアム中が注目しました。

しかしファーストゴロに倒れ、両チーム無得点のまま進んでいきます。

すると5回、ドジャースは1アウト2塁3塁のピンチを迎えました。

ここで対したのは、現在首位打者のアラエス選手。
何とかファーストゴロに抑えましたが、3塁ランナーが帰り、パドレスに先制を許しました。

そして点差を2点に広げられて迎えた6回。
大谷選手は第3打席でライト前ヒットを放ち、9試合連続安打をマーク。

盗塁のチャンスに期待が高まりましたが、2番・ベッツ選手が初球に手を出しサードゴロに倒れました。後続も続かず、この回も無得点。

それでも7回、ドジャースの6番・スミス選手が2ランホームランを放ち、ついに同点に追いつきました。

大谷選手もベンチで大喜び。さらにチャンスは続き、ランナー1塁2塁となったところで大谷選手の第4打席。
最高の場面で歴史的なシーズンを送ってきたチームのヒーローが打席へ。

一打勝ち越しのチャンス、その2球目をライト前にしぶとく運んだ大谷選手はガッツポーズ。
これでドジャースが勝ち越しに成功しました。
続く2番、ベッツ選手もタイムリー。

押せ押せムードでしたが、ここでチームを思わぬアクシデントが襲います。

MVPトリオの1人、フリーマン選手が1塁を過ぎたところで足を故障。
プレーオフへ状態が心配されます。

5点リードで迎えた大谷選手の第5打席。
ここで、パドレス・松井裕樹投手との日本人対決となりました。

松井投手の武器・スライダーを捉えると、この当たりで一気に2塁へ。

23年ぶり、史上19人目の400塁打も達成しました。

リードを守り切ったドジャースが3年連続の地区優勝。

大谷選手にとっては初の地区優勝でしたが、喜びは少し控えめ。
世界一への戦いはまだまだここからです。

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