■プロ野球 ヤクルト 0-2広島(23日・神宮)
ヤクルトは広島に黒星を喫し、3連敗。借金は今季最大の5となった。試合は同点のまま終盤に入り7回、先発の吉村貢司郎(26)は2死一塁から7番・宇草孔基(27)に第2号2ラン本塁打をライトスタンドに運ばれ、2点を失った。2点を追いかける展開となった打線は床田寛樹(29)の前にチャンスを作ることができず。完封負けとなった。
1回、吉村は広島の先頭・秋山翔吾(36)に左安打を放たれ出塁を許すも2番・菊池涼介(34)の二直を二塁を守る山田哲人(31)が好捕。、3番・野間峻祥(31)は二ゴロ、4番・堂林翔太(32)は三ゴロに打ち取り、無失点の立ち上がり。
その裏、広島の先発・床田に対し、先頭・塩見泰隆(30)は中安打を放ち、出塁するも今季初スタメンの2番・丸山和郁(24)は遊飛、3番・オスナ(31)は見逃し三振に。4番・村上宗隆(24)の打席で塩見が盗塁を成功させ、2死二塁と先制のチャンスを作ったが村上は空振り三振。好機を逃した。
ヤクルト打線は5回まで床田の前にわずか2安打と抑え込まれチャンスを広げることができず。6回には2死から丸山が中安打で出塁したが3番・オスナは右飛に倒れ、得点には繋がらず。
終盤に入った7回表、1死から5番・小園海斗(23)に右安打を放たれ出塁を許す。続く6番・板倉将吾(25)は三ゴロに打ち取り、2死一塁の場面で7番・宇草を打席に迎えた。吉村は投じた5球目のストレートを宇草に捉えられるとそのまま打球はライトスタンドに。2点の先制点を与えた。
吉村は7回101球を投げ、5安打4奪三振2失点でマウンドを降りた。8回からは2番手・山本大貴(28)が三者凡退に。9回は3番手・木澤尚文(25)が走者を背負いながらも無失点投球を披露した。
しかし2点差で迎えた9回は3番・オスナから始まる打線も広島の守護神・栗林良吏(27)に対し無得点に終わり、完封負けとなった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。