■プロ野球 DeNA 1-0 巨人(25日・横浜スタジアム)
DeNAは巨人に完封勝利を飾った。試合は3回裏、先頭の1番・梶原昂希(25)が右安打を放つなど1死三塁のチャンスを作ると3番・佐野恵太(29)の二ゴロの間に得点を挙げた。投げては先発・ジャクソン(28)が6回無失点の好投で7勝目。リリーフ陣も無失点リレーで繋ぎ1点リードを守り切った。
この日から巨人との2連戦を横浜スタジアムで迎え、DeNAは試合前まで66勝64敗3分の貯金2で3位。首位・巨人とは7ゲーム差、2位・阪神と5ゲーム差、4位・広島と0.5ゲーム差となっていた。1戦目の先発マウンドに上がったジャクソンはここまで6勝7敗、防御率3.12をマーク。今回の登板が今季24試合目となった。
そのジャクソンの立ち上がりは先頭の丸佳浩(35)に左安打を放たれ出塁を許す。2番・浅野翔吾(19)を一ゴロに打ち取るも1死二塁と得点圏に走者を背負った。しかし3番・吉川尚輝(29)は三ゴロ。2死を奪うと4番・岡本和真(28)を中飛に抑え無失点に切り抜けた。
打線はその裏、巨人の先発・戸郷翔征(24)に対し先頭の梶原が二ゴロ、2番・牧秀悟(26)が右飛に。2死を奪われると3番・佐野は中飛に打ち取られ走者を出すことができず。
2回裏、この回先頭の4番・オースティン(33)が右三塁打で出塁。チャンスを作ると5番・宮﨑敏郎(35)、6番・桑原将志(31)は四球を選択し無死満塁に。しかし7番・戸柱恭孝(34)はセカンドへの併殺打に倒れ2死。8番・森敬斗(22)は敬遠され再び満塁とするも9番・ジャクソンは見逃し三振に倒れ好機を活かせず、無得点に終わった。
直後の3回表、ジャクソンは8番・門脇誠(23)から始まる打線を三者連続三振に抑える好投を披露。するとその裏、先頭の1番・梶原が右安打、盗塁を決めチャンスメイク。2番・牧の右飛の間に梶原は三塁を陥れると続く3番・佐野の二ゴロの間に先制点を挙げた。
1点リードでジャクソンは6回92球を投げ抜き無失点で降板。7回表からは2番手・伊勢大夢(26)が登板し5番・大城卓三(31)に中安打を放たれ出塁を許すもレフトを守る佐野の好守もあり無失点に抑えた。
7回裏には2死走者無しから2番・牧、3番・佐野が連打で出塁。走者一、二塁と追加点のチャンスで4番・オースティンが左安打を放つも本塁を狙った牧がホーム上で走塁死となり2点目を奪うことができず。
1ー0のまま8回表は3番手・ウィック(31)がマウンドに上がり無失点に。9回表は4番手・森原康平(32)が4番・岡本和から始まる巨人打線に反撃を許さず試合終了。DeNAは巨人との2連戦初戦に勝利した。
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