佐賀市のSAGAアリーナで華麗に熱い火花を散らしていた新体操の少年男女。23日の個人で首位だった佐賀県は男女ともに優勝の栄誉に輝きました。
全国高校選抜・インターハイと優勝を果たし、三冠がかかっている佐賀代表・神埼清明。
23日の個人では出場した10チームのうち唯一の16点台をマーク。
24日の3分間の団体演技で最終的な順位が決まります。
縦横13メートルのマットの上で身体のみで芸術的な空間を創り出すのが「団体」の特徴です。
佐賀代表・神埼清明が強みとするのは宙返りなどを連続して行うタンブリング。
5人の動きを合わせしっかりと決めると・・
最後には監督一押しの大技「ブランコ」。
見事成功させ、会場いっぱいに歓声が響き渡りました。
一方、佐賀北と佐賀女子で構成された女子も23日の個人で23チーム中唯一の23点台を出し首位に。
24日は、5本のフープを使った団体で優勝を狙います。
23日に続き、一段と大きな声援が響く中、堂々とした演技を披露。
5本同時に投げる交換や最後に組み込まれた3本のフープを足にかける大技もすべて完璧に演じ、ノーミスの演技で締めくくりました。
神埼清明は悲願の三冠達成。
男子は2大会連続4度目、女子は22年ぶり9度目の優勝。
男女ともに優勝するのは2002年に高知県で行われた国体以来だということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。