20日、前人未到の51-51を達成した大谷翔平選手。その勢いは止まらず、23日も2つの盗塁と53号ホームランを打ち、同点に追いつく活躍をみせました。活躍はどこまで続くのでしょうか。
大谷翔平選手は週末も勢い止まらず、前人未到の53-55に
齋藤慎太郎キャスター:
20日(金)に前人未到の51-51(3HR・2盗塁)を達成した大谷翔平選手ですが、週末も勢いは止まりませんでした。
21日(土)ロッキーズ戦で1ホームラン・1盗塁を重ね、52-52。そして、23日(日)に1盗塁を重ね、52-53となりました。さらに23日の朝(日本時間)にも、1ホームラン・2盗塁を重ね、現在は53-55となっています。
残り6試合をこのままのペースで進むと、単純計算で55-57までいくのではないかというようなペースだそうです。
今と少しルールは違うそうなんですが、これまでの日本人最多盗塁はイチロー氏の2001年の56盗塁でした。大谷選手は今55盗塁なので、あと1盗塁に迫っています。
さらに、日本人最多得点もイチロー氏が記録を持っていて、2001年の127得点でした。しかし、大谷選手は23日に2得点を重ね、今季128得点となり、こちらはイチロー氏の数字を超えました。
ドジャースのロバーツ監督は試合後の会見で、「今の彼は人間には見えない。翔平ほど長い間覚醒している選手を見たことがない」と話しました。
大谷選手の50号HRボールの行方は?
齋藤キャスター:
50号ホームランボールはどうなったのか。海外メディアによりますと、ホームランボールを取ったファンに対して30万ドル(約4300万円)で譲ってほしいとドジャース側が提示したそうですが、ファンはこれを拒否しました。
もちろん「自分の宝物にしたい」という思いもあるのかもしれませんが、2022年にアーロン・ジャッジ選手の通算62本目のホームランボールが150万ドル、現在で約2億1000万円でした。この額を知っていた場合、もしかしたらその額を狙っている可能性もあるのかもしれません。
スポーツグッズ店の店主に話を伺うと、「値段をつけるなんてそんなの無理だ、プライスレス。おそらく数百万ドルだろうね」と話していました。
大谷選手の今シーズンの成績を見ていくと、ナ・リーグでHR53、打点123、打率.301、盗塁55ということで、現在HR1位、打点1位、打率3位、盗塁2位となっています。
現実的に見ると、HRと打点は1位確実ではないかということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。