サンフレッチェ広島です。明治安田J1リーグは残り8試合。22日(日)は、横浜F・マリノスと対戦し、今シーズン、リーグ戦最多となる6ゴールを挙げ、再び首位に立ちました。
石田充 アナウンサー
「リーグ最少のここまで4敗のサンフレッチェ。アウェーで敗れたマリノス相手にリベンジを果たし、首位再浮上を狙います」
3日前のACLからスタメン全員を入れ替えたサンフレッチェは、前半3分。ゴール前のこぼれ球を拾った 東俊希 のクロスを押し込んだのは、加藤陸次樹 。幸先よく先制します。
しかし、19分に追いつかれます。それでも22分、加藤も「格が違う」と語るトルガイ・アルスランがゲームを動かします。ドリブルで持ち込み、そのまま右足を振り抜きました。
「枠に飛ばすことを心がけた」とアルスラン。マリノス・ディフェンスを突き破るゴールで勝ち越します。
40分には3バックの 塩谷司 のロングフィードに加藤が抜け出します。クロスを再びアルスラン。なんと、これでリーグ7戦7発! 驚異の決定力を見せます。
それでもマリノスに1点差に迫られて、迎えた後半、スキッベ監督は、新井直人 をピッチに投入します。その新井は、ペナルティエリアの外から持ち込むと左足と見せかけての右足でシュート。交代からわずか3分で紫のファミリーを歓喜に包みます。
後半38分に新井は、フリーの 満田誠へ浮き球のパス。サイドから走り込んできたのは、東俊希 。リーグ戦全試合に出場する24歳が待望の今季J1初ゴールをマークします。
そして、ダメ押しはアディショナルタイム。「新井のすばらしいクロスで自分はジャンプして決めるだけだった」というソティリウ。けがで2か月間、出場のなかったFWが復活を告げるゴールを挙げ、今シーズンのリーグ戦で最多となる6本の矢を突き刺したサンフレッチェ。(広島 6-2 横浜FM)
得失点差で再び首位に立ち、今週28日(土)に勝点で並ぶ2位・町田との大一番に挑みます。
J1順位 勝点 得失点差
1 広島 59 29
2 町田 59 24
3 神戸 58 20
サンフレッチェ広島 加藤陸次樹 選手
「きょう、勝てたというのはチームとしてこの1週間、すばらしい雰囲気でやれると思うので、町田さん相手にどれだけチームとしてやれることをやって勝つかということが本当に大事だと思うので、サポーターのみなさんも広島県民のみなさんもたぶん、たくさん応援してくれると思うのでその期待に応えたいです」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。