■陸上・全日本実業団対抗陸上競技選手権(23日、山口市・維新みらいふスタジアム)
男子200m決勝が行われ、パリオリンピック™男子4×400mリレー代表の佐藤風雅(28、ミズノ)が20秒67で優勝。2位には4×400mリレー代表の佐藤拳太郎(29、富士通)が入った。パリ五輪200m代表の上山紘輝(25、住友電工)は4位に終わった。
錚々たる顔ぶれが揃った。パリオリンピック™200mと4×100mリレー代表の上山。同4×400mリレー6位入賞の3走・佐藤風、アンカーを務めた佐藤拳。さらに同100m代表の東田旺洋(28、関彰商事)。前日の100mを制した宇野勝翔(23、オリコ)らが200m決勝に臨んだ。
スタートから飛び出したのは宇野。コーナーを回って最後の直線でトップに立つ。残り70mほどで、佐藤風と佐藤拳の2人が伸びてきて、ゴール直前で宇野を抜き、佐藤風が1位、佐藤拳が2位でゴールした。
レース後、インタビューに応じた佐藤風は「何回か200mには出場していて優勝は初めてだったので、本当にうれいしい思いでいっぱいです」と喜びを語り「世界では200mを19秒で走る選手が400mもやっている世界なので、そこに少しでも近づけるように、まずは目標である20秒5に近づいて、400mでは44秒前半を目指して頑張りたい」と意気込んでみせた。
*写真は佐藤風雅選手
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