元日本代表FWの大久保嘉人さんがヴィッセル神戸の大迫勇也選手が見せた得点演出の“キープ力”を称賛。低弾道のミドルシュートを突き刺した広瀬陸斗選手へ絶妙なパスを出す直前、相手DF3人に囲まれながらも身体を使ってキープした。


▼貴重な1点を引き出すベテランの技術

 関西のサッカー情報を中心に扱うMBSのJリーグ応援番組『KICK OFF!KANSAI』。9月15日の放送では、MCを務める元日本代表FW大久保嘉人さんが、ヴィッセル神戸に所属する元日本代表FW大迫勇也選手の“キープ力”を絶賛した。

 J1リーグ第30節、神戸はセレッソ大阪との関西対決に臨んだ。試合は序盤から神戸がペースを握り、開始2分でDFマテウス・トゥーレル選手のゴールで先制。さらに同11分、ペナルティーエリア内でパスを受けた大迫選手は相手DF3人を引き付けながらフリーで待ち受けていたDF広瀬陸斗選手へマイナスのパス。落ち着いて右足を振り抜いた広瀬選手の強烈な一撃が突き刺さり、早くもリードを2点に広げた。

 広瀬選手のシュートを称賛したMCの大久保さんは、大迫選手のキープ力にも注目。貴重な1点を引き出した技術の高さをたたえた。

 (大久保嘉人さん)「(シュート)良かったですね。抑えもきいて、芝生が濡れているので、それをうまく使って、押し込みましたね。でもその前に大迫選手が3人を引きつけたキープ。ここで取られたらもうあのシュートもない。あそこで取られずにしっかり広瀬選手を見つけて、そこにパスを出せたというのやっぱり大きいですね。ペナルティーエリア内なので(相手DFは)取りにいけないんですよ。全員大迫選手を見ていますからね」

 チームを支えるベテラン、大迫選手の得点演出はやはり“半端ない”ものだった。

 (MBS「KICK OFF! KANSAI」日曜深夜1:15-1:45放送 2024年9月15日(日)収録より)

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