連覇を目指す広島ドラゴンフライズは、朝山正悟 新ヘッドコーチ体制となって初のホームでのプレシーズンマッチを行い、佐賀と戦いました。
9月16日 広島ドラゴンフライズ vs. 佐賀バルーナーズ
広島サンプラザホールで行われたプレシーズンマッチ。試合開始前、朝山が背負った背番号2がチーム初の永久欠番となることが発表されました。
広島ドラゴンフライズ 浦伸嘉 社長
「ドラゴンフライズへの愛情、ファン・ブースターへの愛情、そしてバスケットボールへの愛情を本当に思うぞんぶん発揮してくれたんじゃないかなと思っております」
広島ドラゴンフライズ 朝山正悟 ヘッドコーチ
「クラブがそういった配慮をしていただいたことに関しては、ただただ光栄でうれしく思っております」
唐澤恋花 アナウンサー
「会場ではこちらのペンライトでの応援も加わり、より盛り上がりを見せています。新体制での朝山ドラゴンフライズ、いったい、どんなバスケットボールを見せてくれるんでしょうか? まもなくティップオフです」
地元開幕戦でもぶつかる佐賀を迎えての一戦。故障の 寺嶋良 と 河田チリジ が欠場する中、広島は3人の外国籍選手や、CSで絶好調だった頼みの 山崎稜 など、シュートが入りません。
逆に相手のビッグマンに競り負け、佐賀にリードを許します。朝山ヘッドコーチも試練のスタートです。
後半、上澤俊喜 新キャプテンが前から激しくディフェンス、ボールを奪う好プレー。アンスポーツマンライクファールをもらい、チームを鼓舞します。
広島ドラゴンフライズ 上澤俊喜 選手
「ディフェンスの強度というところを一番の目標にボールのプレッシャーだったりコミュニケーションというところを学んで、きょうはそこをしっかりしようということ」
上澤は、3ポイント2本を含む10得点を挙げ、チームを引っ張りました。
中村拓人 は、朝山ヘッドコーチが目指す攻守の切り替えが速い、スピードある攻撃でシュートを決めるなどチームトップの13得点を挙げ、今季も期待が持てそうです。
新加入の 渡部琉 は前半、3ポイントも決めるなどオールラウンダーの片鱗を見せます。
しかし、チームはアルバルク戦に続き大敗し、17日後に迫ったリーグ開幕戦に向け不安を残しました。(広島 62-85 )
試合後、ファンを集めてティップオフイベントが行われました。選手らが今季の目標を色紙に書いて決意を新たにしていました。
朝山正悟 ヘッドコーチ
「こうしていきたいなっていうのも正直あるんですね。ちょっとやっていく段階で少し時間がかかっているかなとは思うので。でも、そこは自分自身、ぶれずにとことん突き詰めて前を向いてやっていきたいなと思っています」
― 開幕は17日後の10月3日(木)、Bリーグの開幕を飾る群馬との一戦。どこまで仕上がるのか、朝山新ヘッドコーチの手腕に期待しましょう。
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