佐賀市などで開かれている国民スポーツ大会は16日が競泳の最終日です。少年男子100メートル平泳ぎでは、中学3年の野中龍生(たつき)選手が出場。中学新記録を樹立するこん身の泳ぎで銀メダルを獲得しました。

【リポート・波佐間崇晃】「SAGAアクアでは、連日熾烈なレースが続いています。競泳での表彰台を目指し、中学生スイマーが挑みます」

少年男子B100メートル平泳ぎ決勝。高校1年と中学3年を対象としたカテゴリーに、金泉(きんせん)中3年の野中龍生が臨みます。
第4レーン、青のキャップの野中は、見事なドルフィンキックで2番手につけます。後半は力強く水をかきわけながらさらに加速。トップの選手にはわずかに及びませんでしたが、1分1秒41で準優勝。国内中学生の新記録を打ち立てました。

【競泳佐賀代表・野中龍生選手(金泉中)】「滑るように泳げて後半につながる泳ぎができたので、良いと思った。(きょうの泳ぎは)200点くらい」

少年男子A50メートル自由形の決勝に出場したのは佐賀商業3年の渋谷琥玲亜(くれあ)。全種目の中でも最もスピーディといわれるこの種目で懸命な泳ぎを見せますが、全国の高い壁に阻まれ、7位タイでした。

また、パリオリンピック出場の柳本幸之介らが臨んだ成年男子4×100メートルメドレーリレーは予選で敗退し、決勝進出はなりませんでした。

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