■MLB ドジャース 10ー8 カブス(日本時間12日 カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのカブス戦に「1番・DH」で出場し、この日は3試合ぶりの47号を放つなど、4打数2安打で3打点の活躍。打点は101から104に伸ばしてナ・リーグ単独トップに浮上し、本塁打との“2冠”に返り咲いた。
2021年の46本を超え、自己最多記録を更新した大谷は「47本塁打-47盗塁」を達成。2回には今季48個目の盗塁を決め、記録を「47-48」に伸ばした。
チームは接戦を制し連敗を2で止めた。この日はパドレスが負けたため、勝利したダイヤモンドバックスが2位に浮上。ドジャースとのゲーム差は「5」に。
序盤から激しい試合展開となり、ドジャース先発のB.ミラー(25)が立ち上がり2者連続タイムリーを浴び2点先制される。
大谷の第1打席はカブス先発の左腕J.ウィックスに対し、カウント1-2と追い込まれてから4球目のスライダーを振り抜くと、打球は低い弾道で右中間スタンドへ。3試合ぶりの47号先頭打者アーチで反撃の狼煙を上げると、打線はT.エドマン(29)からW.スミス、M.マンシーの3者連続アーチで、5-2と試合をひっくり返した。
2回の大谷の第2打席は四球で出塁した後、今季48個目の盗塁をマーク。カブスの鈴木誠也(30)が20号ソロを放ち、5-3で迎えた3回の第4打席では、2死二・三塁の場面で2点タイムリーを放ち7-3とリードを広げた。
だが7-3で迎えた5回は、ミラーがベリンジャーに3ランを被弾。その後、失策が絡んで満塁のピンチを招くと同点タイムリーを浴び、4点リードから追いつかれた。直後の5回、2死二塁の場面で迎えた大谷の第4打席は、初球を打ち上げ中飛。
7回はG.ラックスのタイムリーで8-7と勝ち越しに成功。続く大谷の第5打席は、2球目を振り抜いて大きな飛球となるも右飛に倒れた。さらに8回はエドマンの2戦連続2ホーマーの4号2ランで10-7と貴重な追加点を挙げた。
9回は6番手のM.コーペック(28)が無死満塁の大ピンチを招いたが、犠飛で1点失うも最後は逃げ切った。
大谷は2試合ぶりのマルチ安打で打率は.292に。打点は104に伸ばし、ブルワーズのW.アダメズ(29)と2差のリーグ単独トップ。本塁打は2位のM.オズーナ(33、ブレーブス)との差を「10」に広げ、キング独走態勢をキープした。
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