今週14日(土)、ハンドボール「イズミメイプルレッズ」が、地元開幕を迎えます。新リーグ元年、チームの取り組みを取材しました。

開幕前、イズミメイプルレッズは、技術面だけでなく、フィジカル的にも強度の高いトレーニングを行っていました。

チーム最年長で日本代表経験もある 近藤万春 選手は、体の扱い方にも研究を重ね、工夫をこらしていました。

イズミメイプルレッズ 近藤万春 選手
「がんばるのは当たり前なので、プラス・コンディショニングといって体の動きをよくするために、うまく体をつかうということはトレーナーさんの力を借りながら、違うプレースタイルになっているなと実感しています」

これには理由があります。今シーズンからハンドボール界は、新リーグ「リーグH」として新たなスタートを切るのです。エンターテインメント性や次世代選手の育成はもちろん、試合数が女子ではシーズン30試合と大幅に増加。それによってチームの戦い方も変化を余儀なくされます。

イズミメイプルレッズ 酒巻清治 監督
「団体球技は必ずありますよね。守りが。1~2試合は攻撃力で勝てるかもしれないですけども、1つのトーナメント、1つのシーズンを勝ち抜こうとすると、やっぱり強いディフェンス力が必要なので、特にベテランが抜けたぶん、若手にチャンスが回りますから、そのあたりは積極的に」

イズミメイプルレッズ 三橋未来 選手
「誰が(試合に)出ても今は機動力を生かして戦うディフェンスシステムを組んではいるので、その部分では去年とはまた違ったディフェンスシステムで相手の攻撃を封じたりというのは、いろいろ見どころはあるのかなって」

新リーグ元年、試合演出や観客動員にもチームは心を砕きますが、初年度の王者ヘ向け、イズミメイプルレッズはタフな戦いを乗り切る “真の力” を自分のものにしようとしています。

三橋未来 選手
「わたしたちの『リーグH』1年目の試合になります。昨シーズン、つかめなかったプレーオフ進出に向けて、日本一・優勝に向けてチーム全体でがんばっていきますので、今後とも応援、よろしくお願いします」

リーグH 地元開幕戦 9月14日(土)広島サンプラザ
イズミメイプルレッズ vs. 熊本BP

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