花園やインターハイの前哨戦。全国大会をかけた7人制ラグビーの決勝戦が行われました。


スピードや身体能力の高さが問われる7人制ラグビー。

1枚の全国切符をかけ、名護とコザ。
15人制とともに、県内高校ラグビーシーンをリードする2校が激突しました。

通常のラグビーとコートの大きさは変わらず、フォワード3人と、バックス4人で戦う7人制ラグビー。

前後半7分ハーフの短期決戦は、序盤、2年ぶりの優勝を目指すコザがリズムに乗ります。

開始3分。名護陣内に攻め込むと、フォワードを中心に、モールで押し込んでいきます。

すると、相手の一瞬のスキを突き。6番、キャプテンの崎原がトライ。先制に成功します。

一方、連覇を狙う名護も、展開力を武器にパスをつなげますが…

コザの固いDFが封じ、中々陣地を広げることが出来ません。

エンドが変わった後半。どちらも全国への思いを体現し、一進一退の攻防を繰り広げます。

気迫がぶつかる熱戦となる中、後半6分。

名護陣内に攻め込んだコザは、坂本のキック。

最後は、相手の裏に飛び込んだ桑江。鮮やかな攻撃でトライを奪い、突き放したコザ高校。2年ぶり3度目の優勝を果たしました。

コザ高校 崎原実雄 主将
「走る勝負は自信があったので勝てて良かったです。(全国では)去年名護が作った13位を越えられるように頑張ります」

優勝したコザは、7月・長野県で開催される全国大会に出場します。

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