■パリパラリンピック 車いすテニス・男子ダブルス決勝(日本時間7日、ローランギャロス)
男子ダブルス決勝で日本の小田凱人(18、東海理化)・三木拓也(35、トヨタ自動車)組が、前回大会銀で第1シードのA.ヒューエット・G.リード組(イギリス)にセットカウント0-2(2-6、1-6)で敗れ銀メダル。
アテネ大会(2004年)の国枝慎吾・斎田悟司組以来、20年ぶりの金メダルを狙ったが叶わなかった。
第1セットは序盤から一進一退の攻防も3ゲーム連取されてしまう。小田の強烈なフォア、三木の鋭いドロップショットなどで徐々にリズムをつかみ、第4・第5ゲームを奪った。だが相手の安定したリターンを前にミスも続き、2-5で迎えた第8ゲームはデュースから最後は相手のサーブを返せず、最初のセットを落とした。
第2セットも相手の流れで、0-3と劣勢の中、第4ゲームのブレークに成功。リズムに乗りたいところだが、相手の角度のあるショットに苦しみ、次のゲームでブレークされてしまう。以降もイギリスペアの勢いを止められず、1-6で敗れてしまった。
小田は明日のシングルス決勝にも駒を進めており、金メダルを懸けイギリスのヒューエットと再び対戦する。
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