17歳で挑んだ夢の舞台が終わりました。パラリンピックのブラインドサッカーで日本は最終戦も敗れ、最下位。高校生ストライカー・平林太一選手は無得点でほろ苦いデビューとなりましたが、既に4年後を見据えています。

5日の7位決定戦はトルコとの対戦。松本美須々ケ丘高校3年の平林太一選手はスタメン出場しました。

得意のドリブルからシュート!

母校の松本盲学校では平林選手の「初ゴール」を願って声援が送られました。

しかしー

トルコが先制。その後も追加点を決められ、結局、2対0で敗れました。

日本は4戦全敗で最下位。平林選手はノーゴールで終わりました。

松本山雅B.F.Cのチームメイト:
「一回り、二回りくらい大きくなって、早く戻ってきて一緒にブラサカできたらいいな」

松本盲学校からの友人・清水冴恭さん:
「太一は若くて将来有望な選手で今後、日本を引っ張ってくれる人になると思う。そこを磨いてまたロサンゼルス、ブリスベンパラリンピックに向けて近くで応援したい」

パリで全試合を観戦した松本山雅サポーターの根本弥さんは、平林選手の今後に期待します。

パリで観戦・根本弥さん:
「ブラインドサッカーって選手生命がすごく長いんです。30代40代になってもプレーしている選手が日本も世界もたくさんいるので、彼にとっては悔しい経験でしょうけど、これが必ず糧になって次のロサンゼルスを目指す気持ちになる、いい経験ではないか」

17歳で挑んだパリの大舞台。平林選手は自身のXでこうコメントしています。

(平林選手のX)
「今度は皆さんと一緒に夢を追いかけるのに相応しい選手になって戻ってきたいです。僕らに決して消えない絶望を刻み込んだパラリンピックにまた4年後、絶対リベンジします!待ってろよ、パラリンピック!」

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