■パリパラリンピック 水泳男子200m自由形 S4・運動機能 決勝(日本時間4日、場所)

今大会2つのメダルを獲得している鈴木孝幸(37、GOLDWIN)が3種目目となる男子200m自由形の決勝に出場し、2分55秒17で銅メダルを獲得した。鈴木は50m平泳ぎで日本勢メダル第1号となる金、100m自由形で銀メダルを獲得していて、これで3種目連続の表彰台となった。

先天性四肢欠損の鈴木は、6歳から水泳を始め、15歳から本格的に障がい者の水泳大会に出場。2004年アテネパラリンピックに日本代表として初出場を果たし、今大会で6大会連続。東京大会では出場した全5種目で表彰台(金1、銀2、銅2)にあがっている。

これでパラリンピックでのメダルは自身13個。大会前には目標に「出場種目全てでメダル獲得」を掲げていて、残る50m自由形でのメダルにも期待がかかる。50m自由形の予選は6日に行われる。

■鈴木孝幸(すずき・たかゆき)
1987年1月23日、静岡県浜松市出身。早稲田大学教育学部卒業。2004年、高校3年生でアテネ大会に初出場、200mメドレーリレーで銀メダルを獲得。08年北京大会は、50m平泳ぎで金メダル、150m個人メドレーで銅メダル。12年ロンドン大会は、150m個人メドレー、50m平泳ぎで銅メダル。21年東京大会は、100m自由形で金メダル、50m自由形と200m自由形で銀メダル、50m平泳ぎと150m個人メドレーで銅メダルを獲得した。

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