サッカーJ2・モンテディオ山形は31日、ホームで横浜FCと対戦した。山形は幸先よく先制したが、後半に逆転され4連勝とはならなかった。
リーグ戦は残り10試合。
3連勝中で順位を9位まで上げた山形にとってプレーオフ圏内に向けての大事な一戦。相手は2位の横浜FCといえど絶対に勝ちたい試合。
山形は前半9分、小西の鋭いパスがイサカに通る。イサカが得意のスピードのあるドリブル突破を見せつけ、先制に成功。
さらに25分には、イサカが3人の相手選手に囲まれながらも鋭いドリブルで突破。ボールを受けた土居がねらうが、ここは枠の上。
36分には、國分のロングパスを受けたイサカがスピードに乗ったドリブルで一気にゴール前に詰め寄りクロス。土居と藤本がいたが惜しくもつながらなかった。
1点リードで迎えた後半、追加点にむけ攻撃のギアを上げたいところだったが、序盤から押し込まれ防戦一方に。すると11分、クロスを頭で合わせられ同点に追いつかれる。
その後も横浜FCの時間が続く中、移籍後初の先発となった城和を中心に粘り強く守るが、35分にこぼれ球を決められ逆転される。
追いつきたい山形はアディショナルタイム、イサカのクロスに南が頭で合わせるが得点とはならず。
後半は攻守ともに圧倒され、同点に追いつくことはできなかった。山形は4連勝を逃し順位は変わらず暫定9位。
(MF#42・イサカゼイン選手)
「試合を通じての強度や、90分間でもう1個ギアを上げるところ、そういう部分が少し足りなかったと思いますし、最後逆転負けしてしまいまだまだ力不足と感じた」
(DF#22・城和隼颯選手)
「自分が加入した意味を証明したかった試合だったし、勝ちきれなかったのは本当に悔しいので、またすぐ試合はくるので切り替えて、チームの力になれるように頑張っていきたい」
次節は7日、アウェーで暫定16位の大分と対戦する。
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