北海道を中心に活動するプロレス団体、北都プロレスが20周年を迎えました。
道民に愛され続ける理由がそこにありました。
北都プロレス20周年 記念大会で松本千穂選手がデビュー
「北海道鶴居村出身 北都プロレス代表 クレイン中條」
8月26日、北都プロレス旗揚げ20周年記念特別大会が札幌市内で行われました。
松本千穂選手のデビュー戦は会場を大いに盛り上げました。
北都プロレスは2004年、クレイン中條さんがたった1人で旗揚げ。
レスラーもリングアナも全て東京から呼んでいました。
旗揚げ当初から、ちびっことの触れ合いも大切にしてきました。
地域密着の活動、20年続くふれあいイベント
「我々、やっぱりほのぼのとした地域密着型。地元のちびっことレスラーのふれあいを大切にしてるんですよ。ファンになっていただきたい」(北都プロレス クレイン中條 代表)
「やったー!」
20年たってもその活動は変わらず、幼稚園や介護施設への訪問は500回を超えています。
「園長先生、北都プロレスさんとは付き合い長いんですか?」
「長いですね。10年ぐらいなるんじゃないですかね。子供たち大喜びでね。(毎年)来るの楽しみにしてるんです」(園長)
「プロレスって知らないんですよね。実際見てですね これ、楽しいなと。こんないいものかとまた見たいと」
「ほうきは放棄しろ」
独自の会場でプロレスを展開、氷点下での試合も
ほのぼのとした北都プロレスの会場は、神社の境内、時には海水浴場。
中にはこんなところも…
「札幌国際スキー場でですね、雪の上にリングを組んで試合したことがあったんですね。氷点下の中で、裸ですしあれはすごい大変だったなぁと」(プロレスラー 斗猛矢 選手)
ファンとのふれあい、そして20周年の祝福
そんな北都プロレスの魅力は…
「楽しい。(選手)みんな生き生きしていて元気をもらえる。リングサイドの席だったんですけど、選手が手を振ってくれて何か急に好きになっちゃいました。選手とのコミュニケーションがとれてて仲良くしてくれるのと中條さんの人柄も良い」(ファン)
「この子らが(北都プロレスを)気に入っちゃって応援に行ってます。やっぱり地域密着型で親しみやすい」(ファン)
呼ぶ方も北都プロレスに期待しています。
「帯広の大正という市街地から離れた場所なんですよね。映画館にコンサートに行くとなるとバス使ったりですとか、エンターテイメントを楽しめる方法を地元に提供できないかなと」(実行委員)
「お母さん、お母さん」
「私自体がプロレスから元気をもらってますし、北海道内の各市町村の方々が元気をプロレスからもらっていただきたいと思ってやってるのでやらせていただいてるのですよ」(北都プロレス クレイン中條 代表)
75歳を迎えるクレイン中條、20周年を共に祝う
20周年大会の終盤…
「20周年おめでとうございます。中條!中條!中條!中條! 花束だけに束になってかかってこい!」
そこには20年変わらない北都プロレスがありました。
中條じじいは8月30日で75歳になります。並びに今日は20周年記念日です。ですので中條にお祝いクレイン!」(中條さん)
「わーーーーーーー」(観客)
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