■MLB ドジャース 6ー3 オリオールズ(日本時間30日 ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)は本拠地のオリオールズ戦に「1番・DH」で出場。この日は5打数無安打で11試合ぶりの出塁なしに終わり、打率は.292に。
チームは大谷以外の野手全員が安打を放ち、14安打6得点で2連勝。両リーグ最速の80勝に到達し、この日ナ・リーグ西地区2位のダイヤモンドバックスが敗れたため、ゲーム差を「4」に広げた。
前日は42号先頭打者本塁打を放つなど4打数2安打。さらに盗塁を2つ決めて、メジャー2人目の「42本塁打-42盗塁」を達成した大谷。史上初の「43-43」達成が間近に迫ったが、この日は3試合ぶりの無安打で足踏みとなった。
第1打席はメジャー初先発の左腕C.ポビッチと対戦。1-2と追い込まれてから4球目のスライダーを捉えたがセンターライナー。ドジャースは2回にC.テイラー(34)のタイムリーで先制。その後、2死一塁の場面で大谷の第2打席を迎えたが、見逃し三振に倒れた。
打線は中盤の4回に一挙4得点。11日ぶりスタメンマスクのA.バーンズ(34)が無死二・三塁のチャンスにタイムリー2ベースで3-0。続く大谷は無死二塁で打席に立つと、2球目外角低めのスライダーに泳がされながらも振り抜いたが、打球に伸びはなく中飛。その後、M.ベッツ(31)らのタイムリーで2点を追加し、5-0とリードを広げた。
だが直後の5回に、ドジャース先発のB.ミラー(25)がC.カウザーに20号3ランを浴び、5-3と2点差に。
大谷は6回の第4打席は先頭で打席に立ったが、3番手のG.ソトに対し、カウント1-3から高めのシンカーを打ち上げ、2打席連続の中飛に倒れた。8回の第5打席は無死一塁の場面で、レフトへの大飛球も左飛に打ち取られ、スタジアムは大きな歓声からため息に。その後、打線は4番T.エドマン(29)の犠飛で6点目を挙げた。
リリーフ陣は6回はA.バンダ(31)が無失点。7回はD.ハドソン(37)が2死満塁の大ピンチを招いたが、続くB.トライネン(36)が後続を空振り三振に。そのトライネンは8回は3者凡退。9回はE.フィリップス(29)が死球でランナーを出したが無失点で切り抜け、リードを守り切りゲームセット。
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