■MLB ドジャース ー オリオールズ(日本時間29日 ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのオリオールズ戦に「1番・DH」で出場し、1回の第1打席で42号先頭打者本塁打を放った。
相手先発のC.バーンズを相手に5球目スライダーを振り抜くと、打球はライトスタンドに吸い込まれ、3試合ぶりのアーチとなった。ホームラン王争いリーグ単独トップの大谷は、これで2位のライバル・M.オズーナ(33、ブレーブス)との差を「5」に広げた。先頭打者弾は今季4度目で、通算では10度目。
前日は2戦ぶりのマルチ安打(4打数2安打)でレイズ戦の死球の影響を感じさせず、打率は.294に上昇。この日は大谷と“愛犬・デコピン”のボブルヘッドが配布され、自身のイベント日にいきなり豪快な本塁打を放った。
この試合を含めドジャースは残り30試合。24日のレイズ戦で自身初の劇的サヨナラ満塁ホームランを放った大谷は、MLB史上6人目となる「40本塁打-40盗塁」を達成。翌25日には2試合連続となる41号を放ち、史上初の「45-45」「50-50」に向けて着実に本数を重ねている。
この日の一発で直近5戦で3発とまた記録に一歩近づき「42-40」に。過去に「43本塁打ー43盗塁」以上は達成者がおらず、現在盗塁40個の大谷はあと1本塁打&3盗塁で史上初の記録に到達する。
8月は10本目でシーズン51本ペースの大谷は、2年連続の本塁打王だけではなく、前人未到の「45-45」「50-50」、ナ・リーグ87年ぶりの三冠王にも期待がかかる。
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