サッカーJ2・モンテディオ山形は次の土曜、ホームで2位の横浜FCと対戦する。プレーオフ進出圏内との差を考えれば、上位が相手でも絶対に勝ちたい試合、4連勝を掴みに行く。

チームは28日、次の横浜FC戦に向けた練習を公開した。
前節、藤枝に勝って今シーズン初の3連勝。4試合負けがなく、順位は9位に浮上し、ようやく上昇気流に乗りつつある。
その立役者の1人が、先月末にJ1鹿島から移籍してきた山形市出身の土居。
ここまでの4試合で2ゴール1アシスト、それ以外にも何度もチャンスを演出し、山形は土居の加入後、負けなし!
相手に与える攻撃の脅威は確実に増している。

(MF88・土居聖真選手)
「自分は点に絡む所が1番仕事だと思っているので、アシストやゴールを次節も目指してやっていければと。(横浜FCは)攻守両面でアグレッシブなサッカーをしてくるチームなので、相手の良さを消しながら自分のたちの良さを出していきたい」

一方、ディフェンス陣はケガ人が相次いでいることに加え、次節はセンターバックの安部が出場停止に。
苦しい台所事情の中、次節先発での出場が予想されるのが、今月13日に群馬から加入した城和隼颯(しろわ はやて)。
群馬ではキャプテンを務め「守備の要」だった城和。
187センチの高さ、ロングボールでの攻撃の組み立てに期待がかかる。

(DF22・城和隼颯選手)
「セットプレーのところで自分が点を取りたいし、守備の選手なので、まずは0に抑えるところにフォーカスを当てながら、自分が少しでも貢献できたらいい」

そしてもう1人、ディフェンス陣を盛り立てるのは、山形一筋17年目・ベテランの山田。
ここ3試合にスタメン出場し、労を惜しまぬ上下動で3連勝に貢献。
第27節の長崎戦では、今シーズンリーグ戦初ゴールを決めた。
次の横浜FC戦でも「全ての体力を注いで勝利に貢献したい」と闘志を燃やしている。

(DF6・山田拓巳選手)
「僕が3点くらい取れたら、チームもこのまま連勝していけるし、目指す場所に届くと思うので、そんなうまくはいかないと思うのでまずは1点、もう1点取れるようにチャンスがあればわしっかり仕留めたい」

リーグ戦は残り10試合で、プレーオフ進出圏内6位の岡山との勝ち点差は6。
横浜FCは、ここ14試合負けがない手強い相手だが、掴め4連勝!この山場をホームの大きな声援とともに乗り切る!
横浜FC戦は、今月31日、午後7時キックオフだ。

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