国が難病指定している黄色靭帯(じんたい)骨化症を患い、手術を受けた、阪神タイガースの湯浅京己投手が、手術後初めての会見を開き、復帰への思いを語りました。
【阪神 湯浅京己投手】「入院期間は寝てることが多かったので、とりあえずここに戻って来れて、安心したというかホッとしてます」
湯浅投手はおととし、最優秀中継ぎ投手に輝き、去年のWBCでは日本代表として世界一に貢献。
ことしも球団初の連覇に向けて、活躍が期待されていました。
■国指定の難病「黄色靭帯(じんたい)骨化症」
しかし、ことしに入ってからは体調不良が続き、右脚の感覚がなくなることもありました。
湯浅投手が患う黄色靭帯(じんたい)骨化症は、背骨付近にある靭帯(じんたい)が固くなり、最悪の場合は下半身麻痺にもなる、原因不明の難病です。
8月中旬に福島県の病院で手術を行い、25日に無事退院。
27日にチームに合流し、復帰への一歩を歩み始めました。
■来シーズン復活へ「リハビリを頑張りたい」
【阪神 湯浅京己投手】「正直本当に苦しかったですし、いろんなトレーニングをしてても、本当に足に力が入らないので、どうしてよいのかわからない期間はすごく長かったです。
また甲子園で元気に投げている姿を見てもらえるように、少しづつですけど、リハビリを頑張りたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします」
ことしはリハビリに専念し、来シーズンの復帰を目指します。
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