バスケットボール男子日本代表の渡邊雄太(29)が27日、都内で今季からプレーするBリーグの千葉ジェッツの入団会見に臨んだ。
黒色のスーツを身にまとい登場した渡邊は第一声で「改めて僕にオファーをくださったチームの方々に本当に感謝」と気持ちを伝えた。
千葉ジェッツに入団を決めた理由を「センシティブな問題なんで、話にくいというか、あんまり話題にしたくないていうのが多分普通だと思うんですけども、ただこの千葉ジェッツに関しては、もうとにかくそこも全力でサポートしたいと僕がバスケットを十分楽しめる環境っていうのを、作っていってあげたいそこを本当にとにかく強調して言ってくださった」と胸の内を語った。
パリオリンピック™前の7月11日に千葉ジェッツと契約したことを発表した渡邊。2018年にNBAのグリズリーズとツーウエー契約を結び、同10月に日本人選手では田臥勇太(43、Bリーグ宇都宮)以来2人目のNBAデビューを果たした。昨シーズンはサンズで開幕を迎えたが出場機会が減り、シーズン途中で古巣のグリズリーズに移籍。しかしあまり出番は無く、終盤は欠場が続いた。日本人最長となる6シーズン、NBAでプレー。自身2度目となるパリ五輪では3戦全敗で、2大会連続予選リーグ敗退に終わった。
Bリーグ初挑戦には「本当に僕にとって初めての経験なんで、すごい楽しみにしてますし、また日本のいろんなところに行ってホームだけじゃなくて、まだまだ日本でも行ったことない場所で試合もたくさんあると思う。そういうところも本当にすごい楽しみにしています」と笑顔を見せた。
すでにチームにも合流し、練習を再開。「(怪我のため)オリンピック後、しばらく休みの期間をもらっていたんですが、この2日間ぐらい一緒に練習をさせてもらってまして、自分の怪我に関してはもう問題なくやれてるんで、怪我の心配はないかな」とコンディションについて問題がないと説明。雰囲気についても「高い競争心を持って、やっぱ高い目標があるので、そこをみんな持って練習できてると思うんで、本当にいい環境で練習ができてるな」と満足している。
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