広島カープが勝つとお伝えしているヒーローインタビュー。週末の阪神との3連戦でのヒーローは、この2人(8月24日(土))でした。

6月22日以来の5勝目 大瀬良大地
先制の2点二塁打が決勝打に 末包昇大

広島カープ 大瀬良大地 投手
― 今シーズン5勝目。ナイスピッチング。
「最後、ちょっとそわそわさせてしまって、すいませんでした」

― 6月22日以来、8試合ぶりの勝利。
「あんまり考えないようにしていたので。とりあえずチームが勝てたので、それが一番かなと思います」

― ペナントレースはまもなく佳境。首位をキープする中で4ゲーム差の阪神との対戦。どんな意識でマウンドに?
「そうですね。そういうゲーム差とか残り試合とかいろいろまわりから言われることが増えてきましたけど、ぼくらがやることは変わらないので、目の前の一戦を勝つことだけを考えて、そういう意気込みできょうもマウンドに上がりました」

― 野手陣の活躍をどのようにご覧に?
「いつも投げているときとかに投げ終わって、『ごめんな』みたいな感じで声をかけてもらったりとかしていたんですけど、みんな、一生懸命やっているのは感じていますし、チームなので。なんとかきょうの試合をものにできて、また、チームの結束が深まったんじゃないかなと、そういう試合かなと思います」

広島カープ 末包昇大 選手
― 3回、秋山翔吾 選手・中村奨成 選手がつなぎ、先制のチャンスで打席。
「いや、もう(大瀬良)大地さんに勝ちをつけるっていう、チーム全員の、なんて言うんですか、思いをなんとか自分がランナーを還して点を取ってっていう思いで打席に立ったので、点が取れてよかったです」

― けがを乗り越え、打撃不調もあった中でのきょうの一打。
「いや、さきほどお話のあった大地さんの前回の勝ちが、ぼくのけがの当日だったので、ちょっと “呪われているのかな” と思いながら、それを払しょくできた1本だったかなと思います。はい、あしたも勝って、いや、やめとこ。あしたもがんばります(笑)」

大瀬良大地 投手
「あしたは(森)翔平 が投げるので、大きな、大きなご声援、よろしくお願いします。きょうはありがとうございました」

  ◇  ◇  ◇

田村友里 キャスター
ヒーローインタビューの回数を数える「ヒーローダービー」です。まずは土曜日、大瀬良投手が5勝目で、5回目のヒーローインタビューでした。

そして、末包昇大 選手です。6回目のヒーローインタビューとなります。

ヒーローダービー(広島カープ)

アドゥワ誠 4
床田寛樹 6
塹江敦哉 1
益田武尚 1
森下暢仁 8
島内颯太郎 2
大瀬良大地 5
九里亜蓮 6
森浦大輔 1
黒原拓未 2
栗林良吏 1
玉村昇悟 3
森翔平 1

秋山翔吾 7
野間峻祥 3
矢野雅哉 8
松山竜平 3
田村俊介 1
坂倉将吾 3
宇草孔基 2
石原貴規 2
小園海斗 9
末包昇大 6
田中広輔 1
會澤翼 1
上本崇司 1
菊池涼介 4
羽月隆太郎 1
堂林翔太 1
二俣翔一 1
J・シャイナー 1
中村貴浩 1

青山高治 キャスター
大瀬良投手の言葉ってのは本当に冷静で、チームを見つめていてという感じがします。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
自分のことよりもまずチームのことっていうところがすごく伝わってきますし、新井監督がやっぱりこの1勝が大きかったっていうのは、もちろん順位的なところもあると思うんですけれども、やっぱりエースにしっかりと勝ちがついた。プラス、野手陣の思いが試合につながったっていう、そういう結束力が高まったという意味でも大きいという表現を使ったんじゃないかなと思うんです。

青山高治 キャスター
大瀬良投手の今シーズンの防御率と勝ち星の数を考えるとなんか、ずっと援護したい、援護したいと…

天谷宗一郎 さん
新井監督も野手出身ですから、ちょっと「うーん」って思いはあったと思うんです。

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