初の5連勝でプレーオフ圏内へ…。サッカーJ2のいわきFCは8月25日ホームでロアッソ熊本を迎え撃った。

◇明治安田J2リーグ第28節・8月25日ハワイアンズスタジアムいわき
<いわきFC 3-4 ロアッソ熊本>

いわきFC・山口大輝選手:「連勝はしてましたけど、目の前の1試合に全員が本気で挑んで、『勝つぞ』って話してたので」

試合は前半、一瞬の隙を突かれる。前半13分に失点。それでも前半25分、西川粘って、山口が1人交わしてシュート。このゴールで追いつき、試合を振り出しに戻す。
その後も一進一退の攻防が続く激しい展開に。前半36分には追加点を許す。

追いかける展開となった後半。後半5分にも失点し、1対3と差を拡げられる。
それでも後半7分、有馬が得点し2対3。ゴールに湧く湧くサポーター。試合は、取っては取り返す激しい打ち合いに。

ここでいわきベンチが動く。
「暴れてこいって言われました」と話した熊田直紀選手。ベルギーでの海外挑戦を経て、この夏加入した郡山市出身の熊田直紀を投入!
直後に失点を許すも、後半29分だった…坂岸のクロスに熊田が頭で合わせる。これが決まって、いわきFC3-4と追い上げる。
熊田選手は「自分の強みはクロスからの得点でもあるので、しっかりチームの選手とつながれて決めれたかなと思います」と話した。

サポーターのためにも勝利を…しかし、山口のシュートはクロスバー。「あ~」
そして、試合終了の笛。反撃及ばず、3対4で惜しくも敗れた。

サポーターは「負けて悔しいけど、皆選手頑張ってたからちょっとは良かったかなと思う」と話した。
いわきFC・山口大輝選手は「(次は順位が)上の仙台ですけど、そこ負けたら上に行けないので、何が何でも勝つための準備を来週一週間でしたいと思います」と次戦への思いを込めた。

いわきFCは7位をキープ。目標のプレーオフ出場圏に入るために、31日土曜日アウェーでリーグ5位のベガルタ仙台と対戦する。東北ダービーで勝利が欲しい!

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