■プロ野球 日本ハム 2-0 ロッテ(20日・エスコンフィールド)

ロッテは日本ハムに完封負けを喫した。前日の試合では同点で迎えた9回裏に横山陸人(22)が1死満塁から押し出し四球を与え、サヨナラ負け。この試合は1回、先発の小島和哉(27)は1死二塁から3番・万波中正(24)に適時打を放たれ先制点を与えた。小島は8回にも1点を失うが8回途中122球の力投で7安打2失点。打線は日本ハムの先発・北山亘基(25)の前に走者を出すも得点の本塁を踏めず。

1回、日本ハムの先発・北山に対し、先頭の岡大海(32)は中安打で出塁するも2番・ポランコ(32)は左飛、3番・山口航輝(23)は右飛に倒れ、4番・ソト(35)の打席で岡は盗塁を決め、得点圏に走者を置いたが、ソトは空振り三振。先制に好機を逃した。

その裏、小島は日本ハムの先頭・郡司裕也(26)を投ゴロに打ち取るも2番・松本剛(30)に左中間に二塁打を放たれ、続く3番・万波にレフトへの適時打が飛び出し、先制を許した。その後は4番・マルティネス(27)は右飛、5番・田宮裕涼(23)は空振り三振に奪い最少失点で切り抜けた。

ロッテ打線は4回、2死から5番・佐藤都志也(26)がレフトにフェンス直撃の二塁打を放ち、その後パスボールの間に三塁へ。続く6番・上田希由翔(22)は死球を受け、2死一、三塁とチャンスを作ったが、7番・中村奨吾は遊ゴロに打ち取られ得点できず。日本ハムの先発・北山に要所を抑え込まれ走者を出すも中盤7回までは無得点に終わった。

小島は8回、2死走者無しから9番・奈良間大己(23)に左安打、1番・郡司に中安打を許し一、二塁と走者を背負った。2番・松本に打球をセンターに運ばれると2点目を失った。小島はここでマウンドを降り、8回途中を122球投げ込み7安打2失点と先発として力投を見せた。

しかし打線の援護が虚しく、9回も北山に1点も奪えないまま完封負けとなった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。