灼熱の9連戦を1位で締めくくった広島カープ。この調子のまま首位固めへ! 神宮でのヤクルト戦に挑みました。

8月17日(土)ヤクルト vs. 広島(神宮球場)

台風の影響で金曜の試合が中止となり、ヤクルトとの対戦は土曜日からスタート。1回に先制を許し、1点を追うカープは4回、1アウトで26打席ノーヒットでも4番起用の 末包昇大 。

久しぶりに快音を残した打球は、カープファンの待つレフトスタンドへ! 待望のホームランで試合を振り出しに戻します。

しかし、6回、両リーグ唯一の防御率0点台を誇る先発・大瀬良大地 が今シーズン、自己ワーストとなるくやしい6失点で6回途中に降板。防御率も2か月ぶりに1点台となりました。

大瀬良大地 5回2/3 球数80 被安打7 失点6 防御率1.37

なんとか反撃に移りたいカープは、その直後の7回表、矢野雅哉 の犠牲フライで1点を返します。

そして、4点ビハインドで迎えた9回。先頭バッターは、4回に同点弾を放った末包。大きな打球は強い勢いのままスタンドへ。今シーズン初となる1試合2本目のホームランでチームを奮い立たせます。

しかし、このあと、流れをつなげられなかったカープ。勝率の差で首位をキープするも、2位・巨人とのゲーム差はゼロとなりました。(ヤクルト 6-3 広島)

8月17日(土)ヤクルト vs. 広島(神宮球場)

前日と打って変わり、この日は試合開始からカープが流れをつかんで離しません。
1回、小園海斗 がデッドボールで出塁すると、打席には復調の兆しあり!前日に2アーチの末包。“鯉の大砲” は、この日も絶好調、レフト前に打球を運び、2アウト・三塁・二塁とチャンスメイクに成功します。

続く打席には、2か月連続月間打率3割超えの好調・坂倉将吾 。大きな打球は、カープファンで真っ赤に染まるレフトスタンドへ。うれしい先制スリーランホームランをきっかけにカープ打線がさらに勢いを増し、ヤクルトに襲いかかります。

3対1で迎えた3回には、小園。本人が「思い切って自分のスイングができた」と語る打球はおよそ3か月ぶりのホームラン。すぐさまリードを3点差に戻します。

続く4回、先頭の矢野が長打で3塁まで出塁すると、スタメンマスクの 石原貴規 。またまた長打が飛び出し、1点を追加。

ノーアウトで攻撃を続けるカープは、続く 九里亜蓮 が手堅くバントで石原を3塁に送ると、打席には 秋山翔吾 。頼れるベテランの犠牲フライで1点を追加します。

その後も攻撃の手を緩めず、攻め続けたカープ。5回に3連打でさらにリードを6点に広げます。

投げては、先発の九里が、6回4安打1失点で試合を作るナイスピッチング。打線の強力援護に応えます。

九里亜蓮 6回 球数98 被安打4 与四球0 失点1

6回にも追加点を手に入れたカープ打線は、その後も順調に全てのイニングでヒットを重ね、この試合16安打と大爆発。巨人とのゲーム差を再び「1」に戻し、なんとか首位キープを続けるカープ。(ヤクルト 2-8 広島)

あす20日からは2位・巨人との直接対決です。

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