大会11日目を迎えた夏の甲子園、17日の3回戦で島根代表の大社が西東京代表の早稲田実業と対戦し、5回を終えて1対0とリードしています。
大社が夏の全国大会でベスト8に進出すれば、1931年の大社中時代以来93年ぶりとなります。また夏の甲子園で3勝を挙げるのは大社としては初めてとなります。
大社は、1回裏に2アウト1,3塁の場面から5番下条のライト前ヒットで先制に成功します。
サウスポーのエース馬庭は、早稲田実業の強力打線を相手に、1回、2回、4回とランナーを許しながらも、力投を見せて無失点でしのぎました。5回を3者凡退に切って取ると、5回裏大社は、連打で1アウト1,2塁のチャンスを作りますが、4番高梨の当たりはセカンドライナーとなり、ダブルプレー。惜しくも追加点とはなりませんでした。
32年ぶりの夏の甲子園出場を果たした大社は、1回戦で優勝候補の報徳学園を破り、63年ぶりの初戦突破を果たすと、2回戦では長崎代表の創成館を延長タイブレークの接戦の末に破り、1917年以来107年ぶりの全国大会2勝を挙げて勢いに乗っています。
大社高校応援団は、午前7時にバス18台で地元を出発し、約550人がアルプススタンドに駆けつけ声援を送っています。
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