大阪桐蔭を撃破した小松大谷、いよいよ17日、ベスト8入りをかけた智弁学園戦に挑みます。17日の試合を前に調整を続ける小松大谷ナイン。投打共に不安はなさそうです。

秋末械人アナウンサ-:
「きのうのリラックスした練習とは一転、あすの試合に向けて緊張感のある中で練習を行う小松大谷ナインです」

西野監督:
「一発目大事にしろって!」

昨日と同じ兵庫県内の球場で調整を行った小松大谷ナイン。キャプテンの東野(ひがしの)を中心に17日の試合に向け、気持ちを高めていました。

バッティング練習では1、2回戦ともに打点を挙げている2年生の3番田西(たさい)が柵越えを見せるなど好調ぶりをアピールしていました。

17日以降は決勝まで中1日で試合が続くことから、重要になってくるのは投手陣の起用法です。

秋末アナ:
「きょう積極的に投球練習を行っているのは2回戦で完封した西川ではなく2枚看板のもう一人、竹本です。」

竹本はバッターを立たせた状況で投球練習を行いました。県大会準決勝ではセンバツ出場の航空石川に対し6安打1失点で完投し、甲子園でも初戦で好リリーフを見せた竹本。大阪桐蔭を完封した、エース西川(にしかわ)の活躍に刺激を受けないはずはありません。

竹本投手:
「(西川を)見ていてすごく良いピッチングしていてチームメイトとして嬉しかったですし自分も頑張らないといけないなと思いました。あすの試合に向けて、あすの試合で投げるつもりで気持ちもプレーの状態も作っていこうと思いました」

Q 西川君投げていなくて竹本君が投げていましたがどういう指示を?

西野監督:
「あー、それは…いいとこ見てますね。球場のブルペンのプレートがだいぶ傷んでいて、他のピッチャーは使いにくいということで、昼からピッチングする形にしています。誰が投げるかわからないですけどバッテリーがどれだけゲームのリズムを作れるかというところがポイント」

ベスト8をかけた明日の試合は、午前8時にプレイボールです。

なお小松市は、市民センターに大型モニターを出して、地元から声援を送るという事です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。