■MLB ブルワーズ 2ー5 ドジャース(日本時間13日、ウィスコンシン州ミルウォーキー、アメリカンファミリー・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(30)は敵地でのブルワーズ戦で「1番・DH」で出場し、3打数1安打(1本塁打)2打点1盗塁で打率は.298。3試合ぶりの36号、今季33個目の盗塁をマークした。

試合後、大谷は取材に応じ「遠征の最初を取れるか取れないかはだいぶ違うと思うので、ムーキー(ベッツ)が帰って来て初めての試合でしっかり勝てたのでチームにとって大きいんじゃないかなと思います」と話し、約2か月ぶりに復帰したベッツと1、2番を組んだことについては「今日のように打線の厚みが全然違うので相手も嫌だと思うし、今日は本人も打って、選手としての素晴らしさを証明した。チームとしているかいないかでだいぶ違うので、それぐらい大きな存在だと思います」と語った。

3試合ぶりの36号は3ボールノーストライクからの打撃となったが「もちろんアグレッシブに行きたいなとは思ってましたけど、相手からしてもその後ムーキーもフレディもテオもいるし、まだまだケアしないといけない打者がたくさん控えているので、甘く来たらいくぞという姿勢をいつもどのカウントもそういう姿勢だけは崩さないようにしたい」と口にした。

“40本塁打・40盗塁”については「今シーズン、特にゴールは決めていなくて、本当に1試合1試合頑張りたいなと思ってます。シーズン後半に近づいてるのでポストシーズンに向けて自分のやることにしっかり集中したいなと思っています」と記録にはこだわりを見せなかった。

大谷の打撃についてD.ロバーツ監督(52)は「あの時(36号)はプレートから少し外れているが、彼にとってはゾーンに入った球だったと思う。彼が打ちたければ打てばいい。彼がトラブルに入るのは低いボールに手を出すときだ。第1打席のセンターフライ、もしくは3−0カウントもベルトライン。それを打ち続けるならうまくいくだろう」と分析していた。

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