明治安田J1リーグです。11日、セレッソ大阪と戦ったサンフレッチェ広島、“逆転優勝” へのカギを握る2人が初めてピースウイング広島で躍動しました。

8月11日(日)4位・広島 vs. 6位・C大阪

セレッソ大阪戦、サポーターの熱烈な後押しとともに登場したのは、3年ぶりにサンフレッチェに復帰した 川辺駿 。

新応援歌で出迎え サンフレッチェ広島 川辺駿 選手
「このスタジアムでまたサンフレッチェ広島のエンブレムをつけてプレーできることがすごくうれしいですし」

海外移籍を決めた際、「新スタジアムでまたお会いできるのを楽しみにしている」と語っていた川辺が、ついにピースウイングのピッチに立ちます。

サンフレッチェは前半5分、川辺が正確なロングフィードを見せて会場を沸かせます。

34分にはスライディングでボールを奪うと、満田誠 がつないで、最後は 加藤陸次樹 がシュートを放ちます。

スタメン起用された川辺は、後半18分に交代、「今、出せるベストは尽くした」と満足の内容で、この日はピッチを退きます。

その川辺と交代で出場したのが、こちらも新スタジアムでのリーグ戦初出場となった トルガイ・アルスラン 。0対0の後半33分、越道草太 からパスを受けた 井上愛簾 がキープして、最後に左足を振り抜いたのがアルスラン。「ファンへのあいさつという意味で記憶に残るプレーができた」と、新助っ人のリーグ戦初ゴールで待望の先制点を奪います。

さらに7分後、右サイドから井上がチャンスを作って、ゴール前のアルスランがシュートを決めます。新助っ人が1試合2ゴールのド派手な本拠地デビューを飾ったサンフレッチェが4連勝。リーグ3位へ浮上し、首位・町田との勝ち点差は4まで縮まりました。(広島 2-0 C大阪)

川辺駿 選手
「このスタジアムでできたことがすごくうれしいですし、きょうの勝利がすごく重要だったので、勝ててよかったです」

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石田充 アナウンサー
川辺選手が復帰したことも大きいですし、トルガイ・アルスラン選手、どんな実力なのかなというところもあったんですが、ボールを持つとわくわくしますし、あのゴール前での落ち着き、すごいですね。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
いいですね。一個待って、フェイクを入れてシュート。

石田充 アナウンサー
これで4連勝。ファン・広島県民がもう「ダブルほにゃらら」がと…。楽しみにしたいと思います。

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