フェンシングのまち、長野県箕輪町に10日、金メダリストがやってきました。

飯村一輝選手:
「マルシェ、マルシェ…ロンぺ、ロンぺ…」

パリ五輪の男子フルーレ団体でチーム最年少の飯村一輝選手(20)が、長野県フェンシング協会が開いた練成会に参加しました。箕輪町出身で東京五輪に出場した西藤俊哉選手が声をかけ、ともに子どもたちを指導しました。

日本チームは、前回・東京で金のフランスなどを相手に勝ち進み、決勝でイタリアを破って初めて金メダルを獲得しました。持ち帰ったばかりのメダルが輝きます。

フットワークの練習後は、装具を身に着け剣をもってフリーファイティングです。事前に予約した小中学生フェンサー75人が全国から集まり、汗をかきました。

男子小学生:
「突く場所からちょっと離して腕を曲げてローとか、肩に突くことを習いました」

女子中学生:
「楽しく且つわかりやすくきれいなフットワークだった」

飯村一輝選手:
「(自分も)憧れられる立場になってきたのかなって実感がわいてきました。(子どもたちには)こういう人間が身近にいるってことを伝えたいですし、ぼくができることは最大限還元したい」

練成会は11日も行われます。

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