パリ五輪・女子レスリング57kg級で桜井つぐみ選手(22)=香南市出身・育英大助手=が高知県勢92年ぶりの金メダルを勝ち取りました。
10日未明(日本時間)の決勝戦。桜井選手が小さい頃から練習を重ねた高知東高校のレスリング場では、後輩たちがテレビで応援しました。
桜井選手は高知に帰った時には、後輩たちと一緒に練習をします。偉大な先輩の歴史的な快挙は、次世代のおらんくレスラーたちを勇気づけています。
下田結月さん(高知学芸高校1年):
最高です。本当にいつも通りの“つーちゃん”で、後半もじっくりじわじわ、いけていたのでめっちゃ良かったです。みんなで応援していたので、本当に良かったなという気持ちでいっぱいです。銀でもすごいんですけど、やっぱり金を取ってくれてめっちゃうれしいです。
「おめでとう」とすごく言いたいんですけど、自分にとっても目標になる感じです。(オリンピックのレスリング出場は)高知から初めてのことだったんですけど、“つーちゃん”が取ってくれたことで、みんなの意識も変わると思う。
しっかり自分に今できることを精一杯やりながら頑張っていけたらなと思います。自分はやっぱりオリンピックで金メダルを取りたいので頑張ります。
広田大海さん(高知東高校1年):
(決勝は)『2 on 1』(腕取り)を取りに行く姿勢がすごいです。自分も頑張らなきゃなと思います。僕もいつかは世界に行きたいと思います。
(桜井選手は)普段はすごい優しいんですけど、練習になると手加減なしでやっている姿勢が尊敬できる。
僕が隅っこにいる時とか話しかけてくれることが結構あって。つぐみさんの応援タオルを持っていたんですけど、「自分のじゃん!」って感じで話しかけてくれて。うれしかったです。
(桜井選手には)オリンピック連覇を目指してほしいです。
*写真は下田結月さん
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