高知県香南市出身パリオリンピックレスリング日本代表の桜井つぐみ選手が決勝に進出。銀メダル以上が確定しました。
桜井選手は世界ランキング1位に恥じぬ堂々とした戦いぶりで、1回戦を6対1で、2回戦も11対0と順当に勝ち進みます。そして日本時間の9日未明に行われた準決勝。高知市ではつぐみさんが育った高知レスリングクラブの仲間が集まり、テレビで雄姿を見守りました。こちらはレスリングクラブの後輩で高知学芸高校の1年・下田結月さん、中学2年で全国優勝した次世代のホープです。
高知レスリングクラブの後輩 下田結月さん:
「ほんとにいつも通りですごくいいなと思ってました。つーちゃんらしい、レスリングができていたので金メダルを取って欲しいなと応援しています」
準決勝の相手はアメリカの強豪ヘレン・マルーリス選手です。
序盤で2点の先制を許したものの前半終盤、タックル攻撃から相手を倒して逆転に成功。波に乗った後半はテンポよく技が決まり、見事10対4で勝利を収め、銀メダル以上を確定しました。
レスリング日本代表 桜井つぐみ選手:
「ポイントは取られてしまったんですけど、持ち味である後半自分は強いので、後半絶対取れるんだという気持ちで試合をやりました。あす絶対勝つという気持ちを持って1試合で全てを出し切って絶対に優勝できるように頑張ります。」
高知レスリングクラブ 森誠司さん:
「失点後も桜井つぐみ選手のこだわりのある戦い方、攻め方がきちっとできていたのでその辺りで大丈夫だなと安心はしてました」
高知レスリングクラブの後輩 下田結月さん:
「ここまできたら絶対金を取って欲しいなと思うので、明日も頑張って応援しようと思う」
桜井選手は10日未明に行われる決勝で高知県勢としては92年ぶりとなる金メダルを目指します。
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