7日に開幕した夏の甲子園。宮崎商業は10日の初戦に向け最終調整を行いました。
(福盛和男リポーター)
甲子園初戦を控え、宮崎商業ナインは引き締まった表情で練習を行っています。
夏の甲子園3年ぶり6回目出場の宮崎商業。宮崎県勢、令和初勝利を目指します。
初戦の相手は、173チームが出場した激戦区・愛知県を制した中京大中京。夏の甲子園7回の優勝を誇る強豪です。
(宮崎商業 橋口光郎監督)
「いよいよ10日の初戦、中京大中京に名前負けせずに宮崎商業らしい野球を展開できるように、試合に向けての戦術をしっかり準備してます。宮崎商業は継投なので、それぞれの持ち味を発揮して勝利に向けて繋いでいってほしいです。」
中京大中京は、県大会の6試合すべてで6得点以上を挙げた強力打線。橋口監督は、勝利には投手陣がカギを握ると話します。
(小野壮真投手)
「いつも通りの打たせて取る投球をして、いつも通りやれば抑えられると思います。」
(中村奈一輝投手)
「中京大中京は、甘いコースに投げると必ずとらえてくるので、キャッチャーを信じてキャッチャーのミットめがけて全力で投げ切ります。」
一方、打撃陣は甲子園に来て上り調子、快音を響かせています。谷口真主将は甲子園から宮崎に元気と勇気を捉えて届けたいと話します。
(谷口真主将)
「ここまでのチームは練習の中でも強い気持ちで声を掛け合ったり雰囲気が出てきているので、チームの状況は良くなってきています。」
「地震で大変なことが起きている中で、宮崎県に勇気と感動を与えられるようなはつらつとしたプレーをしたいです。」
宮崎商業は、守りから攻撃のリズムをつくる野球で初戦突破をめざします。夏の甲子園1回戦、宮崎商業と中京大中京の試合は10日午前8時プレイボールです。
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