8月7日に開幕する夏の甲子園に、県勢として北陸高校が、創部以来初めてとなる2年連続出場の切符を手にしました。北陸高校としては5回目の出場です。熱戦に臨むチーム特徴や選手について取材しました。
甲子園への切符を懸けた県大会で、北陸はノーシードから勝ち上がり決勝に進出。試合は、2年ぶり12回目の出場を狙う強豪・敦賀気比との対戦となりました。
北陸は、先発の井黒晃佑と、6回からマウンドに上がったエース竹田海士の2枚看板が好投し、敦賀気比の強力打線を1点におさえて4対1で勝利。創部以来初となる2年連続5回目の甲子園出場を決めました。
福井大会でのチーム打率は2割7分1厘と決して高いとは言えない結果に、林孝臣監督は「好投手が多い中、なかなか点数は取れなかった。もう1回バッティングを磨いて勝てるようにしたい」と甲子園に向けて、改めて打撃練習に力を入れることを強調しました。
北陸のキーマンとなるのは、キャッチャーで主将の小矢宙歌。エース竹田らピッチャーをリードし、攻撃ではクリーンナップの一角を担います。
小矢宙歌主将:
「チームの勝ちに繋がるバッティングをしたい。まずは去年できなかった甲子園で1勝を目指して、その後はチームの目標である甲子園ベスト8を目指して頑張りたい」
林孝臣監督:
「ピッチャーがしっかり継投して自分の役割を果たすこと。すごく打てる選手はいないが、なかなかアウトにならないような攻撃ができているので、我慢強い野球で最終的には勝ち抜きたい」
簡単には凡退しない粘りのバッティングで相手にプレッシャーを与えつつ、チャンスを逃さない攻撃。そして、強力な投手陣を土台とした堅い守りを武器に、ベスト8進出を目指し、北陸がいよいよ夏の聖地に乗り込みます。
初戦は12日(月・祝)第四試合で、東東京代表の関東第一と対戦します。
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