■プロ野球 中日 2-4 DeNA(8日・バンテリンドーム)
DeNAは中日に中盤リードを奪うと守り切り勝利。試合は4回表に2番・牧秀悟(26)の第17号ソロ本塁打で先制するなど一挙4得点を奪うと試合の主導権を握った。先発・ジャクソン(28)は7回裏に石川昂弥(23)に2ラン本塁打を浴びるも7回2失点と試合を作り5勝目を挙げた。
前日の試合では先発の東克樹(28)が9回5安打無失点の快投、リリーフ陣も無失点リレーで繋ぐなど両チーム譲らぬ展開が続く投手戦に。そのまま0ー0で今季2度目となる延長12回引き分けとなった。
打線は1回、中日の先発・松葉貴大(33)に対し先頭の蝦名達夫(26)は空振り三振、2番・牧が遊ゴロに。2死を奪われると3番・佐野恵太(29)は中飛に打ち取られ無得点に終わった。
その裏、ジャクソンの立ち上がりは先頭の岡林勇希(22)に右安打を放たれ出塁を許すも2番・福永裕基(27)を見逃し三振、3番・カリステ(32)を遊ゴロ。4番・細川成也(26)から空振り三振を奪い得点を与えず。
試合が動いたのは4回表、この回先頭の2番・牧は松葉の投じた4球目、高めのチェンジアップを振り抜きレフトスタンドへ。先制となるソロ本塁打が飛び出し1ー0となった。打線は勢いを増し1死走者無しから4番・オースティン(32)が左安打、5番・宮﨑敏郎(35)が四球、6番・山本祐大(25)が中安打で繋ぎ満塁の好機に。すると7番・桑原将志(31)にセンターへの適時打が飛び出し2点目、8番・京田陽太(30)が左犠飛を放ち3点目を加えた。さらに2死満塁から1番・蝦名が押し出しとなる四球を選択し4ー0と突き放した。
4点の援護をもらったジャクソンは5回まで無失点に抑える好投。しかし終盤に入った7回裏、2死二塁から6番・石川にライトスタンドに飛び込む2ラン本塁打を浴び2点差に詰め寄られた。
8回裏は2番手・ウェンデルケン(31)がマウンドに上がると走者を背負うも無失点に抑えた。2点のリードのまま9回裏は3番手・森原康平(32)が登板し3番・カリステから始まる中日打線を抑え試合終了。DeNAは中日とのカードを1勝1敗1引き分けとした。
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