■パリオリンピック™ 卓球女子団体・準々決勝 日本vsタイ(日本時間7日、パリ南アリーナ )
卓球女子団体の準々決勝で、世界ランク2位の日本は同13位のタイと対戦し、3-0のストレートで勝利。準決勝進出を決め、4大会連続のメダルに王手をかけた。
準決勝は日本時間7日午後5時に行われるインドとドイツの勝者と対戦する。
第1試合のダブルスは早田ひな(24)・平野美宇(24)ペアがO.パラナン・S.セウタブット組と対戦。第1ゲームは終盤、早田のフォアとサーブが決まり先取。第2ゲームも奪うとリズムをつかみ、左腕前腕に痛みを抱えていた早田もフルスイングに近い強打が炸裂し、第3ゲームも11-5でストレート勝ちを収めた。
第2試合は16歳の張本美和(16)がS.セウタブットの妹J.セウタブットと対戦。第1ゲームはデュースの接戦から12-10で先取。第2ゲームは11-5で圧倒すると、第3ゲームは強打で攻めてくる相手に張本もカウンターで反撃。一進一退の攻防から9-9の接戦に。張本はここでタイムアウトを取り、渡辺監督と早田がアドバイス。明けて張本は左回転のサーブでミスを誘ってゲームポイントを奪うと、最後は強烈なカウンターが決まり勝利。
勝てば勝利の第3試合は平野が相手のエースO.パラナンと対戦。第1ゲームは11-8でつかむと、第2ゲームは鋭いコースへのバック、フォアで圧倒し連取。第3ゲームも粘る相手に5-5の同点としたが、サービスエースから連続ポイント。そのまま流れを渡さず、最後は激しいラリーを制してストレート勝ち。日本はこの試合1ゲームも落とさず完勝した。
これで4大会連続でベスト4入りを果たした日本。ロンドン五輪では銀、リオ五輪は銅、前回の東京五輪では決勝で中国に敗れ銀メダル。今大会ここまで順当に勝ち上がり、4大会連続のメダルまであと1勝、悲願の金メダルまであと2勝とした。
【卓球女子団体・準々決勝】
日本 3-0 タイ
<第1試合>
早田ひな・平野美宇 vs O.パラナン・S.セウタブット
11-7/11-6/11-5
<第2試合>
張本美和 vs J.セウタブット
12-10/11-5/11-9
<第3試合>
平野美宇 vs O.パラナン
11-8/11-5/11-6
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