5日夜行われたパリオリンピック・男子バレー準々決勝「日本対イタリア」。
フルセットに及ぶ大接戦となったこの試合、宮崎県延岡市出身の甲斐優斗選手は大事な場面で起用されました。

男子バレー準々決勝、日本は世界ランク2位のイタリアに対し第1セットを先取します。
第2セット、中盤リードを許すも終盤に追いついた日本。19対18と1点差の場面で甲斐優斗選手が登場します。

(実況)
「20歳の甲斐優斗がリリーフサーブで起用されます。宮崎県立日南振徳高校から専修大学、心臓の強い選手です。」

得点にはつながりませんでしたが、このあと連続ポイントを奪った日本がこのセットも取り勝利に王手をかけます。

第3セットも一進一退の攻防、息づまる展開の中、終盤再び甲斐選手が起用されます。
しかし日本はこのあとデュースに持ち込まれこのセットを落とします。

さらに第4セット、終盤に逆転を許し23対22という場面、甲斐選手がリリーフサーバーに!
(実況)
「すごいタイミングでコートに立ちます。宮崎県出身の大学3年生がこの局面で託されました。」

甲斐選手は力強いサーブを打ち込みますが、相手が好レシーブ!得点に結びつけることはできません。

日本はフルセットでイタリアに敗れましたが、五輪初出場の甲斐選手にとっては貴重な経験となりました。

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