熱戦が続くパリオリンピック、宮城県勢の結果です。初出場の陸上、鵜澤飛羽選手が200m予選に登場。見事な快走で準決勝進出を決めました。
パリオリンピックの陸上競技で日本時間の8月6日未明に行われた、男子200m予選に出場した栗原市出身の鵜澤飛羽選手。築館高校入学とともに陸上を本格的に始めると、短距離を専門に全国大会で次々と優勝。世界の舞台で戦う決意に満ち溢れていました。
高校2年時の鵜澤飛羽選手
「夢を見たんです。オリンピックで走っている。オリンピックの夢なんて初めて見ました。パリで200mのオリンピック選手になりたい」
鵜澤の地元、栗原市高清水で行われたパブリックビューイングには、鵜澤の家族や築館高校時代の恩師など、住民約110人が詰めかけ、声援を送りました
住民
「今まで頑張ってきた分、すべての力を出せたらいいと応援したいです」
高校陸上部の恩師・石川雄二さん(62)
「私も緊張しています。予選突破目指して頑張ってほしい」
ついに実現した夢の舞台。3着以内で準決勝進出が決まります。
予選第6組に出場した鵜澤は、男子100mで金メダルを獲得したアメリカのノア・ライルズと終盤まで競り合います。鵜澤は20秒33と日本勢としてオリンピックでの過去最速タイムをたたき出し予選突破となる3着でゴール!オリンピック初出場で歴史を塗り替える堂々の走りを見せました。
鵜澤選手の父・恵一さん
「次が勝負だと思うので、ベストな走りをしてくれれば、決勝も夢ではないと思うので、頑張ってもらいたいです」
鵜澤飛羽選手
「自分の走りができれば問題なく勝負できると思っていた。本当に次はどうあがいても強い選手しかいないので、そういう選手たちとどう戦っていくか、自分の走りが貫けるかが重要になってくる。まずは、決勝進出。末續さんの日本記録をしっかり超せるように頑張っていきたい」
男子200m準決勝は、日本時間の8月8日午前3時ごろから行われ、鵜澤は第3組に出場し、決勝進出を目指します。
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