熱戦が続く北部九州インターハイです。佐賀県で行われたレスリングの個人戦に、郷土勢の注目選手が臨みました。
女子53キロ級に出場したのは岡山市の高松農業3年、大樫心憂。2回戦から登場した大樫は得意のタックルで攻めて相手を抑えにかかります。両肩をマットに1秒間つけるフォールを積極的に狙う大樫。開始1分7秒でフォール勝ちを収めます。
しかし、続く準々決勝では、グランド状態で次々と得点を重ねられ、10点差をつけられるテクニカルスペリオリティで敗れた大樫。準決勝進出はなりませんでした。
(高松農業3年 大樫心憂選手)
「良い所も悪い所も、練習の所が全部出ていると思います。悔いの残るインターハイでした」
女子74キロ級には、2023年のインターハイ3位、高松北2年の木村允希愛が準々決勝から登場。相手に先手を取られ、点差が開いて焦ってしまったという木村は、開始5分23秒でフォールを決められて敗れました。8月中旬からU17世界選手権に出場する木村。今後の飛躍を誓います。
(高松北2年 木村允希愛選手)
「すごく悔しい気持ちでいっぱいです。今回の試合の反省点を生かして8月の世界大会で優勝するのと、来年(2025年)のインターハイでは、必ず自分が優勝できるように、また一から頑張っていきたいと思います」
女子62キロ級に出場した高松北3年の木村椛は、2回戦で、接戦の末、1ポイント差で敗れました。
一方、4日の男子個人戦では、80キロ級で高松北3年の吉田泰造が3位。125キロ級で高松北3年の片松龍誠が3位の成績を収めています。
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