■パリオリンピック™ 陸上・男子100m決勝(日本時間5日、スタッド・ド・フランス)
“世界最速”を決める男子100m決勝で、アメリカのN.ライルズが9秒79(+1.0)の自己新をマークし金メダルに輝いた。アメリカ勢では2004年アテネ五輪のJ.ガトリン以来、20年ぶりに五輪の頂点に立った。
昨年から急成長のジャマイカ・K.トンプソン(23)が9秒79で同タイムも、わずか0.005秒届かず銀メダルに。2022年世界陸上オレゴンで金、東京五輪で銀のF.カーリー(29、アメリカ)が9秒81で銅メダルを獲得した。
日本勢はサニブラウン アブデル ハキーム(25、東レ)が唯一、この日行われた準決勝に進んだが決勝には進めず。9秒96(+0.5m)の自己ベストをマークしたが、組4着でタイムでも3位以下の上位2人に入れず、全体10位で準決勝敗退。日本勢92年ぶりの決勝進出は叶わなかった。
8人で行われたファイナルでは、3位から7位までが9秒8台で8位のO.セビルも9秒91とハイレベルな戦いとなった。
【男子100m決勝・結果】
金)N.ライルズ(アメリカ)9秒79(9秒784) ※自己ベスト
銀)K.トンプソン(ジャマイカ)9秒79(789)
銅)F.カーリー(アメリカ)9秒81
4位)A.シンビネ(南アフリカ)9秒82
5位)L.ジェイコブズ(イタリア)9秒85
6位)L.テボゴ(ボツワナ)9秒86
7位)K.ベドナレク(アメリカ)9秒88
8位)O.セビル(ジャマイカ)9秒91
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