◆パリオリンピック・陸上男子100メートル予選（3日、スタッド・ド・フランス）
日本勢として92年ぶりのオリンピック決勝進出が期待されるサニブラウン・アブデル・ハキーム（東レ）が、予選4組に出場。
第4レーンを走ったサニブラウンは、スタートダッシュから持ち前の加速力で、そのまま2着でゴール。10秒02（±0.0m/s）を記録し、着順で準決勝進出を果たした。
サニブラウンは、レース後に「とりあえずまずまず1本走れたので良かった。準決勝はみんな全力で走ると思うが、自分の走りが出来れば決勝にいけると思う」などと話した。
【予選4組結果】
①オブリク・セビル（ジャマイカ） 9秒99
②サニブラウン ハキーム（日本） 10秒02
③プリポン・ブーンソン（タイ） 10秒13
④ファブル・オグヘネ・テジリ・アシェ（ナイジェリア） 10秒16
⑤デュアン・アセモタ（カナダ） 10秒17
⑥テレンス・ジョーンズ（バハマ） 10秒31
⑦マルコス・サントス（アンゴラ） 10秒40
⑧フランコ・ブライ（アルバニア） 10秒66
⑨オリベル・ウドビク（ポーランド） 11秒53
サニブラウン・アブデル・ハキームは、1999年3月6日生まれの25歳。東京都出身。自己ベストは、100メートルで9秒97（2019年・6月）、200メートルで20秒08（2019年6月）。2022年のオレゴン、2023年のブダペストの世界選手権では決勝に進出し、それぞれ7位と6位に入賞している。2024年5月のダイヤモンドリーグオスロ大会では9秒99をマークし、参加標準記録を突破した。
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