■パリオリンピック™ 混合団体 準々決勝(3日、シャンドマルス・アリーナ )
柔道の混合団体で日本は準々決勝でセルビアと対戦し、4ー1で勝利した。メンバー5人を入れ替えた日本だったが阿部一二三(26、パーク24)、永瀬貴規(30、旭化成)が勝利するなど完勝で準決勝進出を決めた。
2回戦のスペイン戦では女子57キロ以下の阿部詩(24、パーク24)が逆転一本勝ちを収めたが3勝3敗に並ばれて、ゴールデンスコア方式の代表戦で髙市未来(30、小松製作所)がポイントを奪い勝利した。
準々決勝ではセルビアと対戦、日本は女子70キロ超の高山莉加(29、三井住友海上)以外、メンバーを5人入れ替えて臨んだ。
日本の先陣は男子73キロ以下に男子66キロ級の金メダリスト、阿部一二三(26、パーク24)が登場。トップギアで試合に入った阿部一二三は背負投を仕掛けていったがポイントは奪えない。残り1分27秒、相手が出てきたところを大内刈で技ありを奪った。残り30秒で大内刈で技あり、合わせ技で一本勝ちを収めた。
2試合目、女子70キロ以下には新添左季(28、自衛隊体育学校)、相手は57キロ級の敗者復活戦で舟久保と戦った2階級下のM.ペリシッチ(24)、試合を終えた阿部一二三が声をかける中、新添はスピードのある選手をなかなか捕まえられず。試合時間残り55秒で内股が綺麗に決まり一本勝ち。
良い流れを作った日本は3試合目に男子90キロ以下には81キロ級の金メダリスト、永瀬貴規(30、旭化成)、相手は90キロ級と1つ階級が上の選手、永瀬は組手争いでも引けを取らず、相手の体力を削っていった。ゴールデンスコアに入ると永瀬が技をかけ続けて相手に3回目の指導、永瀬が反則勝ちで3勝目。
4試合目、女子70キロ超には高山莉加(29、三井住友海上)、相手は階級が一つ上の78キロ超級のM.ザビッチ(30)、開始9秒、いきなり足技で技ありを奪われた。そして、59秒には背負投で技ありを奪われ、合わせ技で一本負け、女子78キロ超級の素根輝(24、パーク24)の欠場は高山に負担をかけてしまった。
3勝1敗の日本は男子90キロ超にはウルフ アロン(28、パーク24)が登場、なかなか試合のリズムがつかめなかったが、残り1分18秒で大内刈で技ありを奪った。そして残り52秒、抑え込みで技ありを奪い、合わせ技で一本勝ち、日本は準決勝に駒を進めた。
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