■パリオリンピック™ バドミントン混合ダブルス準々決勝(日本時間1日、ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ)

東京五輪銅メダル、世界ランク5位の渡辺勇大(27、BIPROGY)・東野有紗(27、BIPROGY)ペアが同6位、タイのD.プアワラーヌクロ(27)・S.タエラッタナチャイ(32)に2―0(23‐21、21‐14)で勝利し、2大会連続の準決勝進出を決めた。

東京五輪の準々決勝のタイペアとの対戦となったワタガシペア。第1ゲーム、中々リズムにのれず7連続得点を許し、2-11で折り返す。東野が粘りのレシーブを見せ、渡辺が渾身のストレートスマッシュで徐々に点差を縮める。終盤18‐19でラリーを制し、最大9点差から同点に追いつくとデュースに。結成13年の磨き上げてきたコンビネーションで23‐21で第1ゲームを先取する。

第2ゲームは出だしから4連続得点と勢いに乗ると11‐2でインターバルを迎える。ワタガシペアのスピードにタイペアの足が止まり始め、リードを広げる。そのままリードを保ち、21‐14で逃げ切ったワタガシペアがストレート勝ち。2大会連続で準決勝に進出した。次戦は日本時間2日の深夜に中国の世界ランク1位、鄭思維(27)・黄雅瓊(30)ペアと対戦する。

試合後、渡辺は「我慢のゲームだった。1ゲームをとる事ができて良かった」と話せば、東野も「1本ずつ、1本ずつ」とお互いに声をかけて焦らないようにしたと振り返った。


【その他の日本選手の勝ち上がり】
■男子シングルス
奈良岡功大(23、NTT東日本)決勝T進出
西本拳太(29、ジェイテクト)決勝T進出
■女子シングルス
山口茜(27、再春館製薬所)決勝T進出
大堀彩(27、トナミ運輸)決勝T進出
■男子ダブルス
保木卓朗(28、トナミ運輸)・小林優吾(29、トナミ運輸)予選リーグ敗退
■女子ダブルス
志田千陽(27、再春館製薬所)・松山奈未(26、再春館製薬所)決勝T進出
永原和可那(28、北都銀行)・松本麻佑(28、北都銀行)予選リーグ敗退

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