■パリオリンピック™ 卓球男子シングルス3回戦(日本時間1日、パリ南アリーナ)

戸上隼輔(22、井村屋グループ)が男子シングルス3回戦で、韓国のチャン・ウジン(28)と対戦し、ゲームカウント0ー4のストレート負けを喫した。ベスト8入りを果たせず、初出場となった五輪のシングルスは3回戦で無念の敗退。

世界ランク15位の戸上は同13位で韓国のエースを相手に、2ゲームでデュースの接戦も及ばず。

立ち上がり一進一退の攻防から3点ビハインドとなり、相手に先に回り込まれ強打を許す場面も増え7-11と先取される。第2ゲームは5-5の同点から、激しいラリーに負けるなど先にゲームポイントを許したが、得意のドライブやチキータで追い上げデュースへ。積極的な攻めで5度のゲームポイントを凌いだが、16-18で熱戦の第2ゲームも落とした。

戸上の攻撃スタイルで徐々に相手を崩し始める中、第3ゲームは6-6の接戦から相手のバックへの攻めでミスを誘うなどリードする展開に。そして、戸上がこの試合初めて先にゲームポイントを奪うが、相手も粘り再びデュースへ。だがバックのレシーブがオーバーするなど、ミスが続いて10-12で後がなくなった。
  
第4ゲームは逆をつかれたレシーブが続きリードを許すと、7-7の同点に追いつくがミスも重なり9-11と届かず。ストレートで敗れてしまった。シングルスでのメダルには届かなかったが、団体戦で3大会連続のメダルを狙う。

【男子シングルス3回戦】
戸上隼輔 vs チャン・ウジン
7-11/16-18/10-12/9-11

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