広島東洋カープ元監督で1986年にはリーグ優勝にも導いた阿南準郎さんが30日、亡くなられました。86歳でした。
阿南さんは1956年にカープに入団し、一年目から内野の主力選手として活躍。
現役引退後の1974年にコーチとしてカープに戻り、1986年には監督就任1年目でチームをリーグ優勝に導きました。
そして、この年の日本シリーズでは西武に敗れたもののシリーズ史上初となる8戦目までもつれる熱戦を繰り広げました。
球団によりますと、通夜・告別式は家族のみで行われたとのことです。
31日のベイスターズとの試合では阿南さんへの哀悼を表すため、カープの首脳陣、選手、スタッフが喪章を着用し、半旗で行われます。
新井監督は「亡くなった阿南さんのことを心に置いて今日の試合を戦いたいと思います」とコメントしています。
謹んでお悔やみ申し上げます。
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