パリオリンピックの体操の女子団体決勝で、日本はメダルは逃したものの8位に入賞しました。岡村真選手や牛奥小羽選手の地元からも声援が送られました。
女子の団体では、エースの宮田笙子選手が代表を辞退したため、1人少ない4人のメンバーで臨みました。選手全員が10代で、岡村真選手(おかむら まな 19)は三重県津市出身、牛奥小羽選手(うしおく こはね 19)は愛知県小牧市出身で、それぞれの地元から声援が送られました。
岡村選手が通う大学のある三重県四日市市では、深夜にも関わらず多くの人が集まり、声援を送りました。中には、岡村選手の父・益幸さんの姿もありました。
岡村選手の父・益幸さん:
「LINEで『頑張ってね』と送った。持ち味の平均台でいい点が出ればいいなと」
また、牛奥選手の地元の小牧市では、手作りうちわを手にした人の姿もありました。
観客:
「小牧市民としてもすごく嬉しいですし、誇りだと感じます」
別の観客:
「ダイナミックな演技を期待しています」
初出場の舞台でトップバッターを任された岡村選手は、得意の平均台で安定した演技を披露します。3種目目の跳馬では、牛奥選手が安定した演技を見せるなど4人で戦い抜き、悲願のメダルは逃したものの8位に入賞しました。
岡村選手の父・益幸さん:
「トップバッターでしたけど何とか流れを、最初に失敗するようなことがあっては…と思っていたんですけど、役割を果たしてくれた。ケガなく終了できて本当によかったと思っています。帰ってきたら褒めてあげたいと思います」
岡村選手:
「演技自体はまだ課題はあるんですけど、今日は演技できたことがすごく楽しかったです。今日もみんなで声を掛け合いながら、応援し合ってできたのがすごく良かったです。周りの強い選手たちを見て、もっと自分もうまくなりたいという思いがすごくあって、次が楽しみで仕方ないです」
牛奥選手:
「予選と違って1種目の1本だけというのはすごい緊張感もあったんですけど。気持ちを整えて跳馬に挑むことができたので良かったかなと思います。この経験を生かして、またこれからも頑張っていきたいです」
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